小さな出来事の積み重ねを語るブログ

2010年8月9日月曜日

猛暑日が続いているからといって、地球温暖化が進行していると思うのは間違いである

連日にわたり猛暑日が続いている。あまりにも暑いので何もする気が起こらないほどだ。しかし暑いからといって、ぐったりしているわけにもいかない。暑さをしのぐためには涼しさを求めなければいけないのだ。今、多くの人が清涼を求めるあまり、それらのグッツの売り上げがうなぎ登りになっている。経済効果としてはプラスに働くだろう。しかしこの暑さは農作物の点から見ると、大きなマイナスになっている。生鮮野菜などは少雨・高温の影響で、収穫が大きく落ち込んでいるのだ。おまけに春先の低温被害も相まって、野菜の価格が高騰している。極端な暑さとは双方にメリット・デメリットがあるのだ。そしてこの暑さは日本にとどまらない。北半球の主要都市では日本と同様、酷暑にあえいでいる。日本より緯度が高いのに猛暑日が続いたり、場所によっては40℃を超えるところが出ている。そのため暑さの影響による死者が続出していると聞く。また森林火災も続出していて生態系に影響が出ているとか。とにかく今年の夏は、異常気象と認定されておかしくないくらいの暑さなのだ。そして世のマスコミは騒ぎだてるだろう。「地球温暖化の影響で地球が暑くなっている」と。

今の世界は二酸化炭素の増加することによって、地球温暖化するという説が信じられている。新聞をはじめテレビ、学校教育、本、雑誌、口コミ、どこを見ても地球温暖化の話題が出ている。あまりにも広まりすぎて、その説は絶対的に正しいと思うほどだ。日本人が100人いたら、95人以上は二酸化炭素温暖仮説を信じるだろう。それぐらい多くの人は温暖化論を信じて疑わない。しかしその説は本当に正しいのだろうか。多くの人が信じているから正論というのは、少し乱暴な決めつけなのではないだろうか。今回の記事でそのことについて意見を記したい思う。

はっきり述べると、私は二酸化炭素増加による温暖仮説に反対である。確かに二酸化炭素が世界規模で増加しているし、温室効果をもっている事は動かしがたい事実である。しかし、だからといって二酸化炭素の増加で温暖化しているというのは、短絡的な決め付けである。なぜならば気象というのは、太陽の活動、磁場の増減、海流、気流、雲の発生頻度、火山活動などで決まるのだ。二酸化炭素の増減はその中で、ほんの少しの割合にしか寄与しない。それなのになぜか、二酸化炭素が温暖化の主要因とされている。その中で温暖化論者は消えていく氷河の写真、平均気温上昇のグラフなどを見せつけて、人々の危機感を増幅させようとする。今回の一連の猛暑の便りは、温暖化論者をさらに勢いづかせているだろう。なぜならば地球が温暖化しているという説に、より説得力を持たせることができるからだ。だからエコをしよう、経済の発展を阻止しようという動きにできる。そして多くの人は地球温暖化に納得するであろう。

私は世論がこのように誘導されているのは残念でならない。今回の猛暑は偏西風が平年より大きく蛇行しているだけなのに、でっち上げた温暖化にすり替えられようとしているからだ。もう一度述べるがそんなことは決してありえない。マスコミは自分たちに都合のいい情報しか流さないのだから・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿