小さな出来事の積み重ねを語るブログ

2010年6月9日水曜日

覇気がなくなった菅首相

鳩山さんが首相を辞任してから、はや一週間経ちました。
辞任の理由はいろいろあると思いますが、最大の理由は選挙対策でしょう。
鳩山政権の末期の支持率は20%を切ろうというとこまでいきました。
しかし首相を辞任して、菅さんになった瞬間、支持率は60%になり自民を上回りました。
つまりこの状態で選挙をすれば、民主が単独過半数を取れるという計算です。
あれだけ民主を批判した国民が、首相辞任劇で民主を支持する流れとは・・・
国民とはなんて単純なんでしょう。
でもこれが民主の計算だとしたら、うまくいったんでしょうね。
ひとまず就任のイチャモンはなさそうです。

しかし菅首相に対して、気になっていることがあります。
それは菅さんのバイタリティというか、覇気がだいぶなくなっている点です。
それはテレビを見れば一目瞭然で、エネルギーが感じられないのです。
以前の菅さんは凛々しくて、口調も滑らかでオーラがありました。
特に民主党党首だったころの菅さんは、首相にふさわしい風格があったのです。
しかし今は相当、老け込んでしまいました。
陰のドンといわれる小沢氏は、ほとばしる気迫が感じられるのに・・・
これでは今後の政権運営に不安は残ります。

また今の民主党政権には大きなアキレス腱があります。
子供手当て見直しをはじめ、普天間問題、赤字国債、極東情勢などたくさんあります。
それにこれらの傷に付け込んで、マスコミが激しく攻撃するでしょう。
そうなったときに、バイタリティを失った菅さんは、これらの批判に耐えられるのでしょうか。
私はそこに大いなる疑問を抱きます。
もしかしたら就任1年で辞任ということもありえそうです。

私は民主党をあまり評価しませんが、せめて首相を長く続けてもらいたいものです。
短期間で辞任されたら、日本の政治が不安定になりますからね。
少なくても次の衆院選まで務めてほしいです。
がんばれ!!菅さん。

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