小さな出来事の積み重ねを語るブログ

2010年4月29日木曜日

554人分の給付申請からみる、子供手当法案の欠陥

2010年4月22日に兵庫県尼崎市で、ある韓国人が子供手当の申請をした。
内容はタイに554人の孤児を養子縁組にしているというので、その人数分の給付。
年額8642万4000円を彼に給付するということなのだ。
とんでもない話である。
国民の血税を、そんな男の道楽のために使われるだ。
日本国民の多くは不快な思いをしたはずである。
幸いにも国側が却下したので、実現はしなかった。
お役人もまだまだ捨てたものはない。

これは子供手当法案の欠陥を突かれた形となった。
上記の事例は極端だが、外国人による不正受給が後を絶えないという。
特に中国人による不正申請が多い。
なぜ多いかというと中国の戸籍管理が甘く、偽造書類が簡単に作れるからだ。
つまり子供がいなくても、日本で申請できてしまう。
また日本各地の市役所職員は各国の書類の見極めるほど、目が肥えていない。
なので申請が簡単に受理されてしまう。
そうなると国民の税金が無駄に流出してしまうのだ。
ただでさえ国債が膨れ上がっているというのに・・・

どうやら民主党は、この法案の施行を急ぎすぎたみたいだ。
支持率が急激に低下し、参議院選挙に無理に合わせようとしたのだろう。
その結果、法案に欠陥が生じ、無駄な税金が支払われる羽目になる。
期限が遅れてもいいので、もう少し慎重に吟味をしてほしかった。

また自民党にも責任がある。
自分の利権のために、新党設立をしている暇があったら、民主党を叩いてほしかった。
法案に対する非難をしっかりすることで、子供手当の質が上がったはずである。
また自民党の支持率も上がっただろう。

この調子では、今後の日本が心配である。

2010年4月25日日曜日

民主党が危機に陥っている最大の理由

いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。
国外には敵をもたなくなっても、国内に敵を持つようになる。
外からの敵を寄せつけない頑健そのものの肉体でも、体の内部の疾患に、
肉体の成長に従いてゆけなかったがゆえの内臓疾患に、苦しまされることがあるのと似ている。

          ―ハンニバル・バルカ―

この一句はカルタゴの武将、ハンニバルの言葉である。
それはローマに対しての予言であった。
かつてローマ帝国はカルタゴとの戦争に勝ち、領土を大きく拡げた。
しかしあまりにも大きくなりすぎたために、内部でさまざまな問題が発生。
経済格差や内乱などに苦しめられた。
紀元前の話である。


そして2000年以上経過した現在。
日本の民主党政権は、史上空前の議席数を獲得して与党になった。
あまりにも強大なため、他の政党が立ち向かえないほどだ。
しかしそんな民主は今、最大の危機に陥っている。
2010年4月に行われた世論調査で、内閣支持率は30%を切ったのだ。
カネの問題やリーダーシップのなさ、内部対立などさまざまにある。
あまりにもひどいため、国民に見放されかけている。
ではなぜこのような状態になったか。
それは民主党が大きくなりすぎたからである。

どんな組織にも言えることだが、急成長した場合は注意することがある。
それは組織運営の改革である。
いっぱんに小規模と大規模の組織は、性格が大きく異なる。
小規模には小規模なりの、大規模には大規模なりの運営の仕方があるのだ。
もしこれらの違いに気づかないと、運営でつまづいてしまう。
そうなると、いかに個々が優秀でも、組織として力を発揮できないのだ。
過去にライブドアやNOVA、グッドウィルなどは、縮小したり散っていった。

民主党も例外でない。
今、組織の中で、小沢派と反小沢派が対立しているという。
また執行部を激しく批判する身内もいる。
内部に敵を持っていると、民主党は力を発揮できるはずもない。
民主党は一刻でも早く組織改革をして、鳩山首相を助けるべきだ。

さもなければ日本という国は、迷走をし続けることになるだろう。
あるいは寄生虫の餌食になることも考えられる。

2010年4月21日水曜日

中国大地震(青海省)の最大の敵は高山病!?

2010年4月14日に中国の青海省で、マグニチュード7.1の大地震が発生した。
そこはチベット自治区で、標高が3700メートル以上の高地である。
多くの建物が倒壊し、被災者も多数でた。
そして今現在、けんめいに救助活動が行われている。
だが人命救助が難航を極めているという。
GDP世界3位の中国がどうしてかと思うだろう。
その理由として2つある。

1.アクセスがとても悪い
今回被災した場所は中国の内陸部に位置し、きわめてへんぴなところにある。
被災地に通じる道路が、どの場所からさがしても一本しかない。
しかも道路の状態は悪く、人員や物資の大量輸送はできない。
このような事情で救助活動に必要な資源が不足している。
今も手作業で瓦礫をどかしているのだ。

2.高山病
テレビや新聞でも盛んに報じられていると思う。
被災地の標高は富士山より高く、空気が地上の3分の2しかない。
地上からいきなり高地に行くと、多くの人は高山病になってしまうのである。
いったん高山病になると作業の効率は大きく落ちる。
頭の回転が鈍るし、力も入らなくなる。
となると救助隊員が悪戦苦闘するのも容易に想像できる。
実際に多くの隊員がダウンしている。

これだけニュースになっても、多くの人は高山病のイメージがわかないかもしれない。
事実、これは山に登らないとその苦しみはわからないものである。
私は登山をしているので高山病の経験があるが、とても苦しいものだ。
激しい頭痛に加え、吐き気や目眩、動くのがやっとである。
日常に例えると酒を飲みすぎて、激しい頭痛になるようなものだろうか。
そんな状態でほとんどの人は、動き回ったり肉体労働はしたくないはずだ。
でも救助隊員は不眠不休で作業を強いられている
当人からみれば地獄の苦しみだろう。
私も高山病になったとき、一歩が千里の道のりに感じられたほどだった。

では高山病にならない方法はあるか?
それは一気に高地に登るのではなく、少しずつ登ることである。
体を順応させるのだ。
また加えて、十分な睡眠や水分を取るのと高山病の被害はだいぶ軽減する。
しかし多くの救助隊員は、強行軍で現地に向かうので、どうしても高山病になる。
それにいったん高山病になったら、下山するしか対処法はない。
それ以外は、現地でどんな処置を施しても、直ることはない。
最悪、死ぬこともありえるのだ。

高山病はまことに厄介な敵なのである。

2010年4月18日日曜日

AO入試組は就職に不利!?

2月から5月くらいまでは大学4年生にとって就職活動のピークである。
さまざまな企業にエントリーして、面接を受けていたりしているだろう。
そこでうれしい想い、悲しい想いをしながら、人間として成長していく。
そのような経験を通して多くの人は内定をとっていく。
しかし世には内定を取れない人たちがいる。
理由は準備不足や実力不足、家庭の事情などいろいろある。
これらは個人の資質による影響が大きい。

一方で個人ではどうしようもない要因もある。
それは大学の入学方法だ。
大学の入学試験は大きく、一般入試、推薦入試、AO入試に分けられている。
一般入試は試験の成績で、推薦入試はスポーツの実績や学校の成績で決まる。
AO入試とは学校、学科にとっての理想の人物像を採用しようというものである。

実はこの入学方法によって就職の成功率は大きく変わる。
その中でAO入試組の就職実績は散々たる結果だ。
なぜAO入試は就職に不利なのか?

AO入試の本来の目的は、学力ではかれない個人の魅力をみるもの。
特異な経歴、奇抜な発想力の持ち主を採って、大学を活性化させる目的がある。
真面目な一般入試組、実績のある推薦入試組、変わった人材のAO入試組。
これらの人物がバランスよく学内にいることで、学校全体の格が上がっていく。
当初AO入試でこのような目的があった。

しかし最近は少子化の影響もあって、AO入試を乱発する大学が増えている。
AO入試を騙り、実質無試験で大学に入学できてしまうのだ。
こうなると本来の目的である、特異な人材の獲得がなくなってしまう。
むしろ基礎能力や学力もない人がAO入試で入学してくる。
このような人材が企業で通用するとは考えられない。
実際に企業の人事担当者も、AO入試組を採用しないようにしている。
なぜなら過去に、AO入試組で入社した人材は評価が低いからだ。
特にストレス耐性が低く、扱いに苦慮しているとか。

一般に受験勉強はさまざまなメリットがあるといわれている。
学力が向上するし、努力する経験が生まれる。
けれど一番重要なのは我慢する力がつくのでないだろうか。
一年や二年間机にしがみついて、勉強という苦行を行うのだ。
そこで社会人には欠かせない、ストレス耐性を身につけることができる。
でもAO入試で受験勉強の経験がないと、これらのスキルが身につかない。
学生生活では支障はないが、就職活動で割を食う。

現在年間で5万人のAO入試出身者が就職できずにいる。
そういう悲劇をなくすためにも、文科省はAO入試を廃止させるべきだ。


詳しい情報は↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/452

2010年4月13日火曜日

飲食業に就職しないほうがいい理由

最近、牛丼チェーン業界で牛丼の値下げ合戦が繰り広げられている。
松屋、すきや、吉野家、どの店も300円を切っている。
消費者にとって実にありがたいことだ。
しかし店側の戦略の裏で従業員は苦労している。
客が多くなって忙しいとかではない。
値が下がったことによって、一杯あたりの店の利益が落ちているのだ。
ただでさえ通常の利益は一杯につき10円もないとか。
それなのに値下げしたら店側の利益が吹っ飛んでしまう。
となると従業員はどうなるの!?

そう、これが飲食業界の実態である。
客を獲得する努力をしようとすればするほど儲からなくなるのだ。
そしてそのしわ寄せは社員にのしかかる。
就職や転職を考えている人は一度は耳にしたかもしれない。
「飲食業にはいくな!」「飲食業はブラックだ!」と。
半ば常識になっていることだろう。

ではなぜ飲食業は就職しないほうがいいのか。
一言でいうと競争が激しいからだ。
現在日本の飲食店の数は無数にある。
食というフィールドで戦う以上、すべての店がライバルとなりえてしまう。
そうなると顧客獲得の競争は厳しいものになる。
とりわけ競争手段は価格戦略になるだろう。

ちなみに価格戦略とは価格を安くすることだ。
値段を下げて客に来てもらおうというねらい。
単純明快かもしれないがトンデモナイ!
自分の首を絞めているのだ。
利益が薄くなるとツケは従業員へと向かう。
それは長時間労働で給料が安くなるということ。

なぜかというと人件費が一番削りやすいからである。
店側にとって、材料費やサービスの質、諸経費の効率化はとうの昔に最適の水準になっている。
つまりもう下げられないから、人件費削除になるわけだ。
けれどもアルバイトの給料は下げられない。
他のアルバイト先に流出するからね。
となると正社員はお金を犠牲にしてお店に尽くさなければならなくなる。

次に長時間労働について説明する。
最近店舗などをみていくと、24時間営業になっているところが多い。
それは店の営業時間が長いと、客にとって利便性は高まるからだ。
どんな人だって夜に開いている店はありがたい存在。
逆に営業時間が短い店は、客確保で不利になる。
このような理由で24時間営業が増えているのだが正社員はつらい。
そのぶん長く働くことになるからだ。
しかも残業代が出ないところが多い。



嗚呼・・何というマゾヒズム・・・
店のために自分を犠牲にしてささげる行為。
絶対に踏み込みたくない世界ですね。


最後にですが、この記事を見ている就職者希望者にちょっとしたアドバイスを記します。
この業界の採用担当は、この事実を認知しているのでリクルートに力を入れています。
つまりさまざまな手を使って、だまそうとします。。
豪華な会社パンフレットをはじめ、セミナーでの巧みな話術等。
特に話術は、周りの人をその気にさせるほど感化されます。
実際に私も飲食業はブラックという認識をもって、説明を聞いたのに騙されかけました。
それほど注意しないといけないものです。
セミナーに参加しないのがベストですが、出席しても冷めた目でみることです。
どんな企業でもいえることですが、会社側の情報を鵜呑みにしないことですね。

2010年4月11日日曜日

「たちあがれ日本」結成で自民党は衰退の一途へ

2010年4月10日に新しい党が産声を上げた。
その名は「たちあがれ日本」。
平沼氏を中心とする自民の中枢メンバーが分裂してできた新党だ。
平均年齢70歳の超ベテラン議員が党を運営する。

なぜこのような党ができたかというと、自民が頼りなかったのだろう。
今の政権は失態が続き国民の支持が落ちているのに、自民は追求できずにいる。
チャンスを活かしきれていない状態だ。
そんな自民を彼らは見限った。

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私個人の見解だが通常、組織が分裂すると母体は弱くなる。
古代ローマ帝国の東西分裂しかり、フランク王国やモンゴル帝国の分裂など枚挙に暇がない。
アレクサンドロス大王のマケドニア王国もそうだ。
分裂したそれらの国々は以前の勢力に戻ったことはない。
そして今回の自民も同じような運命をたどるでしょう。

ではなぜ自民がこれほど衰退したのか。
多くも人は小泉政権の後釜の力が不足していたと考える。
確かに閣僚の不祥事や指導力不足などが露呈した。
そのため安部政権、福田政権、麻生政権へのバッシングはすさまじかった。
あまりにも攻撃が激しかったので、政権末期時の彼らの体調が崩れたほどだ。

でも自民衰退の本当の理由はべつにある。
それは小泉氏のワンマン政治である。
小泉氏は「自民党をぶっ壊す」をスローガンに掲げ、首相に就任した。
彼は構造改革のつもりで党を再生させたつもりだろう。
だが自民は本当にぶっ壊されてしまった。

以前の自民は、党内調整力の高さがウリであった。
どんな内容でも党内が一致するまで動かないものだった。
そのおかげで自民は安定した政治を行い、日本をよい国にしていった。
だが小泉氏は違った。
調整などお構いなしに、自分に逆らうものをどんどん切り捨てていった。
その代表が郵政政策だ。
造反した議員を自民の公認からはずし、選挙は小泉氏のYESマンを多数当選させた。
一世を風靡した小泉チルドレンだ。
当然政治も自分の思うままに進めることができる。
だがそれで党内調整力というものが喪失してしまった。
そして自民という構造物が揺らぎ始め、自民が急速に弱体化した。

決定打だったのは09年の衆議院選挙の政権交代である。
多くの支持層、支持団体が民主党にうつり、資金のやりくりが困難になった。
お金がないから備品の節約を徹底するし、秘書や職員の解雇・減給でしのごうとする。
するとモチベーションが激減して、活力がさらになくなるという負のスパイラルに陥る。

こうなると将来、自民がなくなるのではないかと思う。
その後、自民から分裂した勢力が台頭するかもしれない。
今後の動向に目が離せない・・・

2010年4月7日水曜日

中国で邦人の死刑執行は非人道的?

中国で邦人の死刑が明日、執行される見通しである。
死刑制度が残る日本とはいえ、短期間に4人は多すぎるようにみえる。
それに海外の裁判で執行されるのだから、納得いかない人もいるであろう。

しかし冷静に考えるとこれは仕方がないとおもう。
なぜなら彼らは、中国の確立された法を犯しているからだ。
もし無罪なのに言いがかりで拘束されたなら話は別だが・・・
でも彼らは、麻薬を持ち込もうという目に見える違法行為をした。
拘束されたときの処遇も熟知していたはずだ。
たとえば海外で殺人を犯して捕まり、
その法律の存在を知らないと言って、無罪の主張をする人はいないのと同じ原理。


では麻薬を中国に持ち込んだだけで、死刑というのは厳しいんじゃないか?
それに死刑の執行数も世界一なのも納得できない!
このような考えもあるかもしれない。

しかし中国という国は麻薬にとても敏感である。
19世紀にイギリスとのアヘン戦争に敗れ、その苦い記憶が現在も残っている。
害になるものを排除しただけで戦争になり、本土の一部が植民地にされたからである。
そして中国にとって、それは理不尽極まりない話だったはず。
このような経緯があるので、中国は薬物には厳しい姿勢で挑んでいる。

というわけで死刑執行に異を唱えることはできない。

2010年4月4日日曜日

異常気象に警戒?

昨日は生まれて初めて花見をしました。
地元の大きくて有名な公園に出向き、桜がきれいなところへ陣取りました。
そこで久しぶりに会う人と語ったり、豪華とはいえない寿司をむさぼりとね。
桜を眺めるのが目的な花見のはずなのに、みんな桜をあまり眺めていない。
むしろ酒を飲む口実を設けるために花見をしたようなものです。
それでもなかなか楽しめましたね。
どれぐらいかというとリバースするぐらいに・・・













前置きはさておき、本題に入っていきますが、今年の桜の開花ペースは遅いです。
東京では今が満開なんですが、最初の開花は二週間以上前でした。
平年だと10日間で満開になるのを考えると、今年は長いですね。
たぶん寒い日が続いていたのが響いていたのかと。

今までを振り返ると先月は変な天候だと思います。
3月は三寒四温という言葉があるとおりに、少しずつ暖かくなるのですが、
今年は極端に暖かかったり寒かったりと、ギャップが大きかった思います。
おまけに3月の関東には珍しいドカ雪もありました。
これを異常気象といわずにどう呼ぶんでしょうか?
(下の図は2010年度の3月の平均気温の推移を示しています。)












またこの影響で農作物にも少なからぬ被害が報告されています。
たとえば、柿の新芽は3月中旬に発芽しましたが、その後の寒波で多くが枯れてしまいました。
今季の収穫高は7割になる予想です。
他にも雪が積もりすぎて、作付けできなかったりと被害が報告されています。

こういう気象が続くと今年が不安になりますね。
今は4月だけど、残りの8ヶ月は何かありそうな予感。
用心は越したことはないです。

2010年4月3日土曜日

新社会人

ここ数日繁華街を歩くと、スーツが浮いている若者たちをよく見かける。
顔もあどけないし挙動も怪しい。
でもなんとなく初々しく、エネルギーもみなぎっている。
まるで学校の入学式を現在進行形で体験しているかのようだ。
彼らはいったい何者だろうか。

そう、彼らは新社会人なのだ。
学校をつい最近卒業して、すぐに就職をした若人。
年齢も22・23歳であろう。いわゆる新卒生である。

それにしてもなんて若々しいんだ。
仕事に対するやる気もすごく感じられて、表情も明るい。
こういう人が周りにいるだけで、空気が和みますね。
そして彼らは入社してすぐに研修を受けることでしょう。
そこでやる気をさらに引き上げて、周りに多くのエネルギーを与えていきます。
すると先輩社員が、新人にかっこ悪いところを見せまいとがんばる。
会社にとって新卒を受け入れるということは、新しい空気を入れることなんですね。

私も新卒の時期があったけど、やっぱり新鮮な気持ちでした。
見ること触れるものは新しいことだらけ。
そのときは毎日が充実していました。

しかし時が経過すると、その気持ちが薄くなりますね。
多くの新卒者は同じような運命をたどるでしょう。
逆に気持ちを落とさなかった人が、出世するんだと思います。
継続は力なりですね。

2010年4月1日木曜日

高校無償化法案は悪法?

3月31日に高校無償化法案が通過して今日から施行です。
この法案は民主党の少子化対策の一環で、政権の看板政策です。
とりあえずマニフェストをひとつ達成してホッとしているでしょう。

ところで少子化は、現在非常に大きな問題です。
今の日本のみならず、先進国諸国でも問題となっています。
このままでは国力の衰退はもちろん、民族存亡の危機に立たされるのではないかと思います。
なぜそのようなことが起きたかというと、生活水準の向上・養育費の高騰が原因でしょう。
特に養育費の高騰が、出産を妨げているのではないんでしょうかね。
昔は中卒でも就職できたけど、今は高卒・大卒でないと職にありつけない。
しかし高校や大学に進学するには莫大な費用がかかる。
すると子供はイラナイという流れになってしまう。

その流れを断ち切るために、高校無償化法案があります。
欧州なども少子化対策をきっちり行っている中、日本もやっと動いたのかなという思いです。
私個人としてはいい法案だと思います。

しかしそれを悪法だという人もいます。
SNSやツイッターで得た情報なんですが、聞くとどうやら学力低下の元になるらしいですね。
中学・高校が無償化になると、真剣に授業を聞かなくなるから成績が落ちる。
つまり日本の子供がだめにならしいです。
私はそうは思わないんですけどね。